バンコンに必要な装備について その①エアコン(クーラー)

キャンピングカー

キャンピングカー(バンコン)を購入し、3回ワンコ連れのキャンプに行きました。

今の時点で、ワンコ連れで乗る際に必要となるキャンピングカーの装備について感じていることを

お伝えしたいと思います。今回はエアコン(クーラー)についてです。

 

エアコン(クーラー)設置のハードル

 

キャンピングカー(バンコン)を購入する際、エアコンを付けるか付けないかは大きな判断ポイントであると思います。

以下の3点で、どうすべきか悩む方も多いのではないでしょうか?

<費用が高額>

家庭用エアコンを付けるとなると、エアコン本体の他にサブバッテリー、インバータ、走行充電装置、あるいはソーラー

発電システム等が必要となって、その費用は100万円近いものとなります。

最近、採用例が増えている12v車載クーラーでもセットで60~70万円くらいはするようです。

これだけの費用をかけても使用する機会は家庭で使うエアコンの比ではありません。そりゃそうですよね。走行中は車の

エアコンを使用できるので、停車中しか使用しないのですから。

まあ、キャンピングカー自体が総使用時間を考えれば超割高な贅沢品なのでしょうけれど。

<使用できる時間が限られる>

外部電源が取れる場所でなら、家庭と同じように使えますが、それが取れない場所ではサブバッテリーの容量で

使用時間が決まってしまいます。(ちなみに銀河の場合、200Aのリチウムイオンバッテリー駆動でフル稼働4時間、夜間

で一晩6~7時間くらいとされています)

充電しなければ、あっという間に使用できなくなるということですね。

<後付けはなかなか困難>

後から、やっぱり必要だったと取り付けようとしても、なかなか大変なようです。

再度、インテリアをリフォームしないといけないので、その費用もかさみます。

 

エアコンの必要性

 

しかしです!

私はこれからのキャンピングカー(バンコン)にエアコンは必須装備であると思っています。

実際に使ってみて思ったのですが、

①バンコンは窓の面積が意外と小さくて、車中に熱がこもりやすい(エンジンがシートの下にあるので、その熱も

伝わってくる)

②大人2名と大型犬一匹でも、その体温で車内は温められる

③夏の日向では日差しによって昼間の車内は40°c以上になるため、それを冷却しないと外気温が下がっても

車内温度はなかなか下がらず、冷却の必要がある

 

実際に標高700mの林間のキャンプ場で、夜の外気が23~24℃あった時にはベンチレータで外気導入して寝ようと

当初はエアコンは使用せずに横になったのですが、車内は25°c以上になって、寝苦しくて目が覚めてしまいました。

結局、エアコンをタイマー作動させて外気導入と併用して就寝しました。寝ている間にエアコンは停止して、それからは

外気導入だけでいけるかなと。実際にこれで朝まで快適に過ごせたので、夜が更けて外気が20℃くらいになれば外気導入

のみでも快適な環境となるのではと感じました。

ある程度の高地でもこれなので、夏場に高地でない場所で車中泊する場合には、外気導入だけでは暑くて眠れないであろう

ことは想像に難くありません。

 

ワンコのためにも

 

人間様には必須ではありませんが、ワンコにとっては涼しい場所でお昼寝が出来ることはとっても大切です。

なんせ一日のうち12~15時間くらいは寝ているという生き物ですから。

前回のキャンプでも、午前中は湖で泳ぎまくって、暑くなった午後はエアコンの下で爆睡してました。

こうした使い方ができるというのも、ワンコ連れには大きなメリットです。

 

ハードルは下がる傾向に

 

キャンピングカーにおけるエアコン(クーラー)の設置機種は、重量、スペース効率、エネルギー効率、費用面からして

、今後は家庭用のエアコンでは無く車載用12vクーラーが主流となってくるのではないかと思われます。

小型で狭い車内でも設置が容易、冷却力も家庭用エアコンとそれほど変わらないそうなので、採用するメリットは大きい

ですね。設置のハードルが下がって、標準装備化も進むのではないでしょうか?

クールスターのHP👇

意外と知らない車載クーラーが【車内快適性の主役】『COOL STAR』誕生! (peraichi.com)

 

また、外部電源が使用できる車中泊場所として「RVパーク」をはじめとした○○パーク施設(湯YOUパーク、ぐるめパー

ク、民パークなど)が増えてきています。バッテリーの心配をせずにエアコンを使用しながら車中泊できる環境が全国に

整ってきているのは嬉しいですね。ただしRVパークは誰でも利用出来て電源使用可ですが、他のパーク施設は施設ごとに

利用条件や外部電源の有無が異なりますので、その点注意が必要です。

詳しくは「くるま旅クラブ]のHPで👇

【くるま旅クラブ】きらくに、きままに、きがるに、旅をする (kurumatabi.com)

 

エアコン(クーラー)は必須装備です

 

温暖化の影響か、真夏の気温が40℃を越える場所も出てきている昨今、高温によって、せっかくキャンピングカーを購入

しても行動範囲が制限されてしまうのは避けたいですよね。

快適に車中泊が出来る環境が整いつつある今、夏場はキャンピングカーは使わない(そんな人はいないか)という人には

必要ないでしょうが、ワンコとの快適、安全な旅の為にもエアコン(クーラー)はやはり必須装備であると思うのです。

 

参考情報:銀河のエアコンについて

ちなみに銀河のエアコン本体はギャレーの上部に、室外機はギャレーの冷蔵庫の奥側に設置されています。

運転席のドアの後方の車体側面は加工され、室外機の空気孔が設けられています。

バンコンにエアコンを付ける場合、室外機は車体の下の予備タイヤの収納位置に設置しているケースも多くあるようです

が、泥跳ねや、埃での汚れを考えると、この場所に設置するメリットがあるのだと思います。

さて、その銀河でエアコンを点けた状態で就寝してみて分ったのですが、室外機の音が少々気になりました。

自宅では、室外機がベッドのこんなに近くにあることは無いですものね。自動的に運転量を切り替えて、時に高回転になっ

たり、低回転になったりするので音、振動が変化するので気が付いてしまうのです。

これはデメリットと言えるかも知れません。

ただ、これは頭を前方、ギャレー側に向けて就寝した場合のこと。

翌日は反対に頭を後部のマルチルーム側に向けて寝てみたところ、音、振動を感じることは無く、快適でした。

おまけに、2段ベッドに上がるための階段状の部分が程よい囲われ感を作ってくれて落ち着きますし、ここなら就寝中の

ヴェルの攻撃(寝ていると突然、顔をなめられたり、前脚で顔面を直撃される=大型犬なのでかなり痛い)も避けられて

一石二鳥とはこのことでした。最初から、こっちを向いて寝れば良かったです。

今回はこの辺で。

 

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