ワンコ連れで乗る際に必要となるキャンピングカー(バンコン)の装備についての考察。
第三弾はベンチレータ―についてです。
吸気も排気も
銀河には天井にルーフベンチレーター、「マックスファン」が標準装備されています。
ベンチレーターには自然換気のタイプと電動ファンが付いているタイプがありますが、マックスファンは後者の
電動ファン付きで、スイッチの切り替えでファンを逆に回転させることで吸気も排気も出来るようになっています。
これは車内の温度調節に非常に有効で、排気側では、夏場に車内にこもる熱を車外へ強制的に排出することが出来ます。
電動ファンを使用しなくても、実際に駐車場に保管中の銀河の車内温度はこの酷暑で43℃!に達していましたが、ベンチ
レーターを開けて、窓も数センチ開けておくと同時刻で38℃と、5度程の違いが確認できました。
窓の開閉だけではここまで車内温度を下げることは難しいと思われますので、やはり上部から熱を逃がしてやる効果は
大きいのでしょう。
まだ実際に試していませんが、車内での調理後に残る臭いの排出にも当然、有効でしょうね。
逆に吸気側では、新鮮な外気を車内に取り込むことが可能で、高地での車中泊なら夏場も外気導入だけで涼しく就寝が
可能です。ファンが回り続けることで、心地よい風が感じられて気持ちがいいですよ。
一晩中、点けっぱなしでもたいして電気を食わないのもいいですね。バッテリーに優しい。
ただし、この酷暑では、平地では無理でしょうね。昼間の暑さが一段落しても夜間の気温が25℃以上あったら、車内は
それ以上の高温になるのは必定。エアコンがある生活に慣れてしまった我々は暑くて眠れないでしょう。
やはりエアコンは必須装備なのです。
とはいえ、ベンチレーターが非常に有用であることに変わりはありません。
これも必須装備と言えるでしょう。
弱点はある?
弱点をあげるとしたら、天井に開口部があることで、朝の陽ざしが入ってきてしまって、安眠を妨げられることぐらい。
車内をぐるりと囲う遮光カーテンで車窓からの光は遮ることが可能なのですが、上からの光で明るくなってしまうのです。
オプションで専用のシェードが付けられますし、汎用品でもシェードやカバーが販売されているので、それらを活用すれば
この問題は解決可能です。
以前の記事で紹介したように、私も汎用のシェードでDIY加工済で快適に使用できています。
結論
ということでベンチレーターは必須装備。
マックスファンに代表される電動ファン付きがベストです。
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