お散歩中の「う○ち」を拾って持ち帰るのに、トイレに流せる紙袋とポリ袋が一体に
なった製品が各社から販売されていますが、どの製品がベストなのか?
今回は3社の製品を実際に使用して、その検証をしてみたいと思います。
名付けて大型犬用お散歩う○ち袋選手権!
いざ、開幕です。
大型犬のう○ちは半端ない
製品の選定にあたって、まず絶対条件となるのが袋の大きさ。
大型犬の飼い主なら皆さん思っていると思いますが、ウンチの量は半端ないです。
人通りの多い道端でされると、拾うのもちょっと恥ずかしい!と思ってしまうくらい。
なので、小さな袋では全くダメなのです。
今回の選手権エントリー条件は、ポリ袋の丈が最低30センチ以上あること。
ということで、以下の3製品を選定しました。
エントリーNO.1:ウンチポイ <モロフジ㈱ カンボジア製>
エントリーNO.2:ペーパーフンキャッチャー <アイリスオオヤマ㈱ 中国製>
エントリーNO.3:ごん太のウンチをポイ <㈱マルカン 中国製>
比べてみよう
まずは袋のサイズ感。
こうして並べてみると、真ん中のフンキャッチャーが一番短いように見えますが、ポリ袋
を取り出して並べてみると、あれ?ほとんど変わらない。
何故か?よーく見てみると、フンキャッチャーはポリ袋の端が3センチ程たたまれて紙袋に
入っていました。 👇端がたたまれている
だから外からみると全長が短いように見えるのです。
ポリ袋の全長は3社、ほとんど変わらない(約33センチ)ことが分かりました。
ポリ袋にはマチがあるので、それを引くと、各袋の有効長は31~32センチで
ほぼ一緒です。
幅はというと、フンキャッチャーが最も狭くて17.5センチ。他は約20センチあります。
逆に紙袋の全長は、フンキャッチャーが最も長く22.5センチあります。
ウンチポイは21センチ、うんちをポイは20センチです。
使用上の評価ポイントは?
使用上の評価ポイント、7つばかりあげてみました。
①ウンチの拾いやすさ
これは、ウンチを拾う際に、ウンチが紙からはみ出さない様に拾えるかということで、
うまくウンチを紙袋で包み込むように拾えるとポリ袋に汚れが全く付かないで拾えます。
②紙の保持力
袋を取り出し、ポリ袋部分に手を入れて、さあ拾おうと紙袋部分を下に向けた時に、
紙部分だけ抜け落ちてしまうことがあります。特に風が強い日等に起きやすいです。
フンキャッチャーを除く2製品には、落下防止のために「のり付け」がしてある
との表記があり、フンキャッチャーは表示は無いものの、分解してみたら、紙袋は
ポリ袋にしっかりと糊付けがされていました。
③臭い漏れの無さ
ウンチを拾って、ポリ袋の口を縛って持ち帰る際に、臭いがどのくらい漏れ出てくるか
ということですが、うちの場合、袋を直にお散歩バッグに入れるのでは無く、「ウンチポッド」
と命名した容器に入れてから、ジッパーの付いたお散歩バッグに入れているので、臭いは
ほとんど気になりません。
ちなみに「ウンチポッド」はauさんのかなり前のノベルティーグッズで本来の使用目的での使用
ではありません。auさん、ごめんなさい!
👇これです
④口の縛りやすさ
ポリ袋の丈が短いと、袋の口を捻って縛る時にやりにくいので、ここは重要です。
⑤紙の強さ
紙袋が摩擦で破けたり、水分を吸って破けてウンチが見えてしまわないか?少々、やわらか
なウンチの時になりがちです。
⑥ポリ袋の強さ
ポリ袋が摩擦等で破けてしまわないか?その不安は無いか?
⑦ウンチの見え難さ
ポリ袋を通して中のウンチが見えてしまわないか?ウンチ全体ではなくとも、拾う際に
ポリ袋に付着した少量のウンチが外から見えると、とても汚らしく感じてしまって気に
なりますよね。
評価結果
各製品を7つの評価ポイントで評価しました。
評価は以下の4段階。最も良い「抜群」が4点、いまいちのno goodが1点です。
結果の一覧表がこれ
①ウンチの拾いやすさ
ここでは紙袋の全長の長さが最も長いフンキャッチャーが一番でした。幅は一番狭いのですが
ウンチを掴むには横方向に広いより縦方向に長い方がキャッチしやすいと感じます。
量のかさ張るウンチでもほとんどを紙の中に包み込めるので、ウンチがはみ出てポリ袋に付着
するケースも最小限にすることができます。なので抜群評価。
他の2製品も、決して悪い訳では無いのでgood評価です。
②紙の保持力
これに関しては、実験をしてみました。
3製品のポリ袋の先端を、物干し竿に洗濯ばさみで止めて風にさらしたらどうなるか?です。
結果は、どれもしばらくは落ちずに持ちこたえていました。風に吹かれて揺れているうちに、
最初にウンチポイの紙袋が落下、次がうんちをポイ。フンキャッチャーはいつまでたっても
落ちませんでした。なので評価は表の通り。
③臭い漏れの無さ
袋の口を縛った状態では、どれも臭い漏れは同じ感じです。
ただ、うんちをポイには製品に石鹸の臭いが付いていて、ウンチ臭さを緩和してくれています。
これはウンチを流す際に確かにそう感じられたのでgoodにしました。
④口の縛りやすさ
これは3製品とも全長がほぼ同じで、33センチあるのでどれも良かったです。
⑤紙の強さ
うんちをポイの紙が一番柔らかく、ちょっと頼りなさを感じてしまったので、普通に。
他の2製品は同じようなちょい固めの紙質なのでgoodにしています。
⑥ポリ袋の強さ
これもうんちをポイのポリ袋が一番柔らかく、引っ張ると伸びるようなツルツルとした感触の
袋(低密度ポリエチレンなのでしょう)でちょっと頼りなさを感じてしまったので、普通に。
他の2製品は同じようなちょい固めのサラサラ感のあるポリ袋(高密度ポリエチレン?)なので
goodにしています。お散歩バッグに直入れした時に、万が一、尖ったペン先などで穴が開いたら!
想像するだけで惨事ですよね。
⑦ウンチの見え難さ
ポリ袋の色が最も濃いうんちをポイが抜群。ウンチポイgood。一番透明に近いフンキャッチャーは
普通としました。
どれを選ぶべきか
さあ、性能面ではフンキャッチャーが21点で1位、うんちをポイ20点で2位、ウンチポイ19点で3位
となりましたが、僅差でほぼ横並び。全ての評価項目に1のno good評価は無く、どれを選んでも
大きな不満は感じないでしょう。
販売価格は今日(2021.4.29)現在、フンキャッチャーが90枚で900円弱、ウンチポイが100枚で1000円弱、
うんちをポイが100枚で600円弱と、ある程度差があります。
コストパフォーマンスなら、間違いなくうんちをポイが一番でしょう。
で、どれを選ぶべきかなのですが、
何を重要視するかで、どれを選んでも良いと思います。
という感じでしょうか?
選手権、優勝は?
ちなみに、うちが今後どれを使いたいかというと、
ウンチポイにしたいと思います。
選定理由ですが、
お散歩中の使いやすさではフンキャッチャーが一番。紙袋は落ちないし、拾いやすいし。
でも、ポリ袋が透明に近いのがマイナス。お散歩から帰って、家でトイレに流す役割を担うことが
多い妻には、やはり中身が見えてしまうのがイヤなようで、支持を得られませんでした。
残ったポリ袋に色が付いたうんちをポイとウンチポイとの比較では、うんちをポイは紙とポリ袋の
頼りなさに不安があって、実際にポリ袋が破れたことはこれまでの試用では無いのですが、自分的には
どうしても、ちょっと安心できない部分が。結果として最後に残ったウンチポイの選定となったのでした。
なので、今回の選手権、優勝はウンチポイということにさせて頂きます。
あくまでも、うちの場合の選考結果となりますので、ご承知おき下さいませ。
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