ヴェルリン号の快適化 その③ マックスファンにシェードを取付

キャンピングカー

ヴェルリン号の快適化、第3弾です。

今回はマックスファンにシェードを取り付けました。

純正品は大きさの関係で取り付けができなかったので、フィアマの汎用品のDIY加工に挑戦してみることに。

 

純正品は取付不能

 

マックスファンベンチレータ―はそのままでは常に上からの光が差し込んできてしまいます。

これを遮るシェードが無いものかと探したところ、純正品で「マックスシェード」という製品がありました。

これなら、マックファンにピッタリで、取付も既存のネジで可能なので簡単そうです。

しかし、問題が!

サイズが大きすぎて(470mm×490mm)、マックスファン後方のライトが付いた天井ボードに干渉してしまうことが判明。

ヴェルリン号には取り付けることが出来ません!

 

フィアマの汎用品を発見

 

他に無いかと探していたところ、フィアマからもう少し小型のベンチレーター用のシェードが販売されていること

を知りました。「ローロベント40」という製品で、大きさは445mm×445mm。これなら天井ボードに干渉しないで

付けられそうです。さっそく購入!

ただ、マックスファン専用品では無いので、取付には多少の工夫が必要です。

そのままでは、高さが不足してマックスファンの黒いハンドル部分にシェードが干渉してしまうのです。

それを避けるには15mm以上、製品の取り付け位置を下げてやる必要があります。

ネットを検索していたら他の方のDIY記事を発見しました。

木枠を自作して、それを間に挟んで取付を行っていました。なるほど!これはマネをしなくては。

で、ホームセンターで材料となる木材探しです。

すると、こんなものを発見!

パイン集成材のテーブルDIYキットの天板です。大きさが450mm×450mmで厚さが17mm?

大きさも厚さもピッタリではないですか!

更に角も丸く加工されていて手間いらず!

四隅にテーブルの脚取付用の穴が開いていますが、どうせ見えなくなってしまうので問題無しです。

これを使わずして何を使えと言うのか!

 

DIY加工して取付!

 

ダイソーで水性ペイントのメープルとハケを購入して、ついでにホームセンターで加工用にジグソーを借りました。

一泊2日ならタダで借りられるのです。

こいつで天板の中をくりぬきます。初めてジグソーを使ったので多少、曲がったけれど、そこはご愛嬌。

次にサンドペーパーで下地を整えて水性塗料を2度塗りして、ネジの下穴を開けます。

まずマックスファンのカバーを外します。4か所のネジでとめてあるだけなので、外すのは簡単です。

外したカバーを木枠の上に置いて、カバーのネジ穴の位置に合わせて木枠に下穴を開けるのですが、マックスファンの

黒いハンドルの操作性を考えて、カバーと木枠の中心線を少しずらしています。

カバーのネジ穴から木枠に貫通させて下穴を開けたら、ひっくり返して、木枠側からネジをある程度の位置までねじ込ん

でおきます。

当初取り付けられていたネジでは長さが不足するので、木枠の厚さの17mmぶん長いネジを使う必要がありますね。

木枠と一体となったカバーを下から、マックスファン本体へ戻してねじ込みます。ネジ穴の位置はカバーと一致している

ので、改めて位置合わせの必要もありません。

シェードを養生テープで木枠に仮止めして、今度はシェードの4か所のネジ穴に付属のネジを通して木枠に固定して

いきます。

ネジを締めた後に、ネジ穴部分にネジ隠しのカバーを差し込めば完成。見た目も綺麗です。

シェードを閉じるときは巻き取り式のシェードを手で引っ張っていき、反対側に達すると引っ掛かり、固定されます。

開けるときは自動で巻き取られ、途中で止めておくことはできません。

テーブルDIYキット用の天板のおかげで非常に楽に、綺麗な取り付けができました。

この天板、他のホームセンターでも見かけたので、多く流通している製品のようです。これから同じことをやろうとして

いる方は是非、参考にして頂ければ幸いです。

今日はこの辺で。

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