前回の続きです。
ヴェルリン号の細かい部分の紹介をしていきます。
内装の続きです
天井部分に目を向けると、LED照明とスピーカ―、マックスファンが設置されています。
下段ベッドの後方部分を開けると下は長尺物を入れられる収納スペースです。リアのマルチルームとつながっていて
140センチくらいのサイズまで収納可能です。
傷、汚れ防止のために以前の車で使っていた車内マットを敷きました。
3列目の対座シートのシートを持ち上げると、ここも収納スペースになっています。
電装まわりを見ていきましょう
下段ベッドの前方部分を開けると、電装関係機器一式とFFヒーターが収納されています。
リチウムイオン電池、走行充電装置、1500Wインバータなどなど👇
ちなみにリチウムイオンバッテリーからインバータを介してエアコンや電子レンジの電源をとる場合には中央の半円形
のスイッチレバー(下の写真の黄色の矢印)をインバータ側に、外部から100V電源を引き込む場合には外部電源側に
倒します。外部電源に接続してる間には、同時にバッテリーの充電も行われます。
スイッチ類はシンクの下に集中して設置されています。
左からインバータのON/OFFスイッチ、バッテリー残量計、室内灯・冷蔵庫等の各機器のスイッチです。
FFヒーターのコントローラーは集中スイッチ類の隣に、温風の吹き出し口が下段ベッドの下の壁面にあります。
外装を見ていきましょう
①外部電源取り入れ口
ここに専用コードを挿して外部から100V電源を供給します。
専用コードは長さが5ⅿなので、昨今のペットフリーサイトの広さ、車のポジショニングの自由度を考えると
延長コードは必須です。うちは20ⅿのコードリールを購入しました。
②エアコン室外機用通気孔
バンコンに家庭用エアコンを取り付ける場合、室外機は車の下、後輪の間のスペアタイヤの収納部分に取り付けるケース
も多いようですが、銀河は車内のキッチンスペースの裏側に設置されています。
なので、運転席ドアの後方サイドに室外機用の通気孔があります。
車体に加工が必要なので、ビルダーさんとしてはかなり手間がかかっていると思います。
室外機をこの場所に設置するのは、車内スペース的には不利となりますが、機器の保全を考えると、車外のそれも泥や
ほこりが襲ってくるであろう車体底面にあるよりは絶対有利と言えるのではないかと思います。
故障のことを考えると、ちょっと安心。
②リアカメラ
銀河はリアにマルチルームがあるので、後ろの視界はほぼありません。なのでメーカーオプションでデジタルインナー
ミラーを選択。リアの上部に取り付けられたカメラが常に後方を映していて、それがバックミラーに表示されます。
実際に運転してみると、ちょっと不思議な感覚でした。
これのおかげでヴェルリン号のリアにはミラーが無くて、スッキリとしています。
特注で追加した装備を見ていきましょう
キャンピングカー銀河は標準装備以外についても特注で対応してもらえます。
今回、ヴェルリン号もいくつかの装備を追加でお願いしましたので、それを見ていきましょう。
①リアパイプハンガー
リアのマルチルームの左右にパイプハンガーを追加しました。
衣類、タオル類を掛けるという本来の機能にプラスして、下に置くトランクカーゴや衣装ケースを固定するための
伸縮バンドを引っ掛けるためにも使う予定です。
②ワンコ用リードフック
ワンコのリードを繋げるためのU字フックをリアの左下と、スライドドア入り口の右下の2か所に付けてもらいました。
普通の車もそうですが、これがあるのと無いのでは便利さが全く違ってきます。犬連れにはMUST装備ですね。
リアのU字フックは、ここに置くトランクカーゴを固定する伸縮ロープ用のフックにもなります。
③シンクを蓋付きに変更
シンクを蓋付きに変更しました。基本的にキャンプ場泊を予定しているので、車内でシンクを使う機会は多くないので
はないかと想定しています。標準仕様ではシンクが口を開けている状態なので、ここを塞いで作業スペースとして活用
したかったのです。場合によってはシンク下のポリタンクは取り外して、収納スペースにするかもです。
④壁面折り畳み収納板追加
上段ベッドの上の壁面に折り畳み収納板を追加しました。
吊棚なのであまり重い物は載せられませんが、衣類や小物置きに便利かと。使わない時は写真の様にバンドで固定
しておけます。
⑤冷蔵庫上部にテーブル用フック追加
脱着式のテーブルをここにも設置できるように、テーブル用のフックを追加しました。
⑥100vコンセント口の追加
ベッドでスマホを充電する、対座シートに座ってパソコンを使用する、車の後方でワンコを洗うためにシャワー
用の電動ポンプを使用するといったシチュエーションを想定して、100vコンセントを4か所に設置しました。
下段ベッドサイドと上段ベッドサイド👇
3列目シートの下👇 リアの右の棚の下壁面👇
⑦コンソールボックスを平板に変更
運転席と助手席の間のコンソールボックスを取り外して、平板に変更しました。
コンソールボックスだと背が高くて、運転席後ろのスペースにいるワンコから私達が見えないので、平板にすること
で、ここに前足を乗せてみることも可能になるかと。また、人間様も車を降りずに、前の席からリビングスペースへ
移動することが容易になります。
⑧3列シート上部壁面にフックを追加
ここがデッドスペースになるので、壁掛け収納を引っ掛けるためのフックを追加しました。
以上、ヴェルリン号の紹介はひとまず完了です。
今後は、様々なグッズを活用してヴェルリン号の更なる快適化を図っていきます。
それも、順次紹介していきますね。
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