有名ブランドステッカーを自作

キャンプグッズ

ステッカーチューンを行う際、有名ブランドの純正のステッカーを購入するのもいいんですが、

自分で作ってしまえないか?と思い立ち、試行錯誤しながらやってみました。

個人で私的に使用する分にはコピーしても法律上、何の問題も無いことは確認済です。

(販売や、譲渡をしてしまうと著作権、商標権に抵触してしまうので注意が必要です!)

まずは画像を複製

 

作り方は至って簡単。純正のステッカーが手元にあれば、それを写真に撮り、ちょこっと加工

してインクジェットプリンターで印刷するだけ。

購入するより安価だし、サイズも自由になるので、非常に使い勝手がいいです。

web上の画像をコピペする手もありますが、ピクセルサイズ的に厳しくて画質が落ち、輪郭が

カクカクしてしまうこともあるので、現物があれば自分でデジカメで撮影した方がよりきれいな

コピーが取れます。

参考までに私がノースフェイスのステッカーの複製で実践したやり方を載せておきます。

①ステッカーの写真を撮る

デジカメで複製したいステッカーの写真を撮ります。

②ペイント3Dで写真を開く(WINDOWS10なら付いてますよね)

ペイント3Dで撮った写真を開きます。事前に写真をステッカー部分だけにトリミング

しておくと良いですね。

 

③「マジック選択」で文字の部分だけを抜き出す

「マジック選択」をクリックし、必要な部分を囲んで「次へ」をクリック。

うまく全部が選択されない場合は、「追加」ボタンを押して追加したい部分をクリックすれば

OK。逆に余分に選択されていたら、その部分を「削除」ボタンで削除も可能です。

必要な部分がきちんと選択されたら「完了」をクリック。

 

④背景のクリーン化

画像全体を少し引きの絵にしておいて、ステッカー文字部分をドラッグしたまま、もとの

ステッカー部分から横へ抜き出して、一時的に脇に置いておきます。

トップメニューから「ブラシ」を選択。右のペンの種類から「消しゴム」を選択して、

元のステッカー部分の色や文字跡をきれいに消していきます。

消しゴムは最大化してやるといいです。

キャンパスを塗りつぶしていくイメージです。

 

⑤元のステッカーを少し拡大する

トップメニューの「キャンパス」をクリックすると元のステッカー部分を選択できますので、

ドラッグしたまま拡げて拡大します。

 

⑥文字部分を元のステッカー部分に戻して、好きな色に着色する

「ブラシ」を選択、「塗りつぶし」を選択、色を選択して文字を順番にクリックして着色

していきます。写真では黒く塗っています。

 

⑦キャンパスを透明にする

文字部分のみを浮きだたせるために、文字以外の部分(=キャンパス部分)を透明 にします。

トップメニューで「キャンパス」を選択後、右メニューにある「透明なキャンパス」をONに

するだけです。

     ⇓

 

⑧PINGファイルで保存する

これを透明のラベルシールで印刷すれば文字部分のみが着色されたステッカーが出来るという

訳です。

 

さあ印刷してみよう

 

次は印刷の仕方です。

①市販のステッカー作成用ラベルシールを買ってくる

エレコムさんや、3Mから屋外用のインクジェット用A4サイズのものが市販されています。

印刷済のシール紙を耐光、防水仕様のフィルムで上からラミネートする様になっていて、

アウトドアグッズ用に最適かと思います。

 

②印刷用ソフトをダウンロード(PCにインストールしなくても利用可能)

3Mは「ラベル屋さんVER10」エレコムは「らくちんプリント3.0」が最新のようです。

各社のHPからダウンロードできます。

これらを利用するメリットは、A4シート紙面上のレイアウトが自由自在に出来ること。

レイアウトするステッカーの拡大、縮小が簡単に出来て、その際に寸法サイズが表示される

ので、貼る予定の場所の大きさに合わせてステッカー作成が可能で、非常に使い勝手がいいです。

両方使用してみての感想ですが、私にはラベル屋さんの方がいい感じでした。らくちんプリントでは選択したステッカーの幅だけしか表示されなくて、長さの調節がやりにくかったので。どうして、こういう仕様なんだろう?

ラベル屋さんの方は、幅と長さの両方がミリ単位で分かるので思った通りの大きさに調整出来たので、こちらを推薦します。

 

③作った画像を読み込んでレイアウトする

A4用紙の中で、画像をコピペしたりしながらレイアウトするのですが、あんまり詰め込み

すぎると後でシールを切り出すときに余白部分が不足したりします。

余裕をもってレイアウトすることをお勧めします。

後から貼るフィルムシートの上の部分6ミリくらいは糊付け用に切り込みがあるので、その部分は空ける余裕をもってレイアウトした方がいいいです!

 

④試し印刷

本番の用紙を使う前にコピー用紙で試し印刷をした方が失敗が無いと思います。 本番用紙は

枚数に限りがあるので慎重に!

⑤本番印刷

本番用紙でインクジェットプリンターで手差し印刷します。

⑥印刷後は良く乾かす

どのくらい乾かせば良いのか?説明に書いてありません。プリンター本体の説明で調べたら、

写真紙の場合は内側まで乾かすには24時間乾燥させるのが良いそうで、生乾き?だと後で

インクがにじんだりするそうです。なので1日おいて乾燥させました。

⑦フィルムシートを貼る

フィルムシートの裏紙の上端にある3本の切り込みの真ん中部分を剥がして、印刷したシート

にフィルムを貼り付けてそこを起点にしてフィルムシートの裏紙を徐々に剥がしていく要領で、

空気が入らないようにティッシュ等でこすりながら印刷面とフィルムを圧着します。

⑧切り出し

カッターやはさみでステッカーを切り出していけば完成!白いのがオリジナル。

黒が今回作成したステッカーです。

今回は文字だけのシール作成だったので、下地が透ける背景が透明のシールを使ったけれど、全面絵柄の

シールを作るなら、背景がホワイトのものとか、いつでも剥がせるようにシールでなくマグネットのものとか、

ラベルシールにもいろいろとバリエーションがあるので、それらをうまく使いわけて貼る対象にフィットした

ブランドシールを作るのが良さそうですね。

ステッカーチューン、楽しみましょう!

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