OMCのキャンピングカーの紹介

キャンピングカー

ヴェルリン号のお里、キャンピングカービルダーのOMCさんへ行って、展示車の

写真を撮ってきました。

リニューアルされたnarrow銀河もありましたよ。

 

インバータの交換で

 

OMCさんへ伺ったのは実は1500Wインバータの交換のため。

ヴェルリン号と同時期に納車された他社の車に搭載された同型のインバータで不具合が出ているとのことで、

メーカーさんよりリコールの申し出があったとのこと。ヴェルリン号ではこれまでは正常に稼働していましたが、

交換してもらえれば今後も安心です。

さあインバータの交換作業の間、展示車をみていきましょう!

 

①ツワーズワイドSGL

 

ハイエースワイドSGLをベース車にした就寝人員5人のモデルです。

対座型の大きなシートが特徴ですね。

ここをフラットにして3人、後ろに2人寝るのですね。

このシートは大きくて、車外から動かすのは無理って感じでした。シートの後ろのレバーを起こす力が足りない。

車内で、レバーにかかった矢印のロープを座席側からグッっと引っ張ってやって、やっと動かせる感じ。

 

リアシートの中央のシートは取り外しが可能ですね。リア部分にはギャレーと、床下収納が。テーブルはリアハッチに

収納する仕様になっていますね。

このモデルは、乗用車を多人数でも使える車中泊仕様にしましたという感じのモデルですね。

 

②ZERO

 

2人仕様のコンパクトなモデル。ハイエーススーパーGLベースなので、取り回しが楽で、普段使いができますね。

走るオフィスとしても使用できるような、ちょっとビジネスライクな感じがするモデルです。災害時のシェルター利用も

想定しているとのこと。なるほど、1人ならここで生活できてしまいそう。

天井が低いので2段ベッドの上側はきつそうです。リアにギャレー、電子レンジとシンク。

リア右側に置かれたラップポントイレはオプション。展示車はリチウムイオンバッテリーやソーラーパネル、インバータ、

FFヒーター等の他のオプションもフル装備されてました。

 

③北斗 対座モデル

 

ワイドSGLをベースにした2人仕様モデル。ワイドモデルなので横の狭さは感じませんが、ハイルーフでは無いので、

垂直方向は余裕が無く、やはり圧迫感がありますね。

スライドドアを開けると正面にベッド、対座シートが。リアにギャレー、冷蔵庫、電子レンジ、ポータブルトイレが設置

されています。

新たに12V車載専用クーラーの「クールスター」がオプション設定されました。税込み715000円といいお値段ではあり

ます。でも、これでも家庭用エアコンを設置するよりは安価。家庭用を付けると100万円クラスですから。クールスターは

12V駆動なのでインバータも不要なはず。小型で場所を取らないので、今後はこちらが主流になりそうな予感。

でも、設置位置がここでは上段ベッドに寝たら寒そうですね。

リアの床には床下収納が。開けてみると、左側にはクールスターの室外機が設置されていました。

 

④narrow銀河

 

リニューアルされたnarrow銀河です。最新のモデルになります。

narrow銀河は標準ボディの銀河。銀河との大きさの違いは車幅で18.5㎝、全長が68.5㎝。この分、車内がコンパクトに

なっています。レイアウトはほぼ銀河と一緒。スライドドアを開けると、正面にギャレー、冷蔵庫と電子レンジ、そして新た

にオプション設定されたクールスター。

室内長が短い分、銀河と比べるとギャレー前の空間が小さくなって、シートが全部見えていますね。

ハイルーフなので室内高は余裕あります。リアのマルチルームは銀河の半分に。ベッドの全長も銀河に比べると15㎝短く

185㎝になっています。

 

上段ベッドの後方は壁がありません。荷物の取り出しには好都合ですが、リアハッチの開閉時に虫が入りそうで、気に

なる所ではあります。銀河はマルチルームは密閉されているので、リアハッチ部分には防虫ネットを取り付ける必要が

無いのですが、この仕様だと必要かも。まあ特注でここに壁を設置して閉じてしまうことも出来ると思いますが。

銀河とnarrow銀河の室内の広さの違いは通路の幅にも顕著に現れています。ほぼA4サイズの雑誌を置いて、その違いが

分かるようにしてみました。

左が銀河、右がnarrow銀河です。18.5㎝の差は大きいですね。narrow銀河では大型犬は通路でつっかえそうです。

小型犬ならokですね。

 

ちなみに北斗の対座モデルでは👇こんな感じ。銀河より、少し通路が狭いですね。同じワイド幅車体なのに、何故だろう?

調べてみたら、北斗の下段ベッドは幅が75㎝あって、銀河やnarrow銀河のそれより5㎝幅広なのです。(全長は190㎝)

モデルによって微妙な違いがあるのですね。

さて、車体がコンパクトで取り回しが楽なnarrow銀河、普段使いが可能なので、そういった使い方をしたい方には

ドンピシャでしょう。銀河を所有してみると、やはりその車体の大きさには気を遣います。狭い路地や、駐車場でも

最新のデジタルミラーやバックモニターがあるので何とかなりますが、これらがあってもちょっと怖いと感じますね。

無かったら、誰かに誘導してもらわないとバックできないくらい。

なので、車の運転に少しでも不安があるならば銀河よりnarrow銀河を選択した方がいいかもです。

価格差は、ベーシック仕様で21万円程。クーラー付き(銀河にはクールスター仕様が無く、家庭用エアコン仕様となる)

での比較では43万円程になります。

(参考までに銀河の展示車の仕様表👇)

 

OMCさんのキャンピングカー巡り、いかがだったでしょうか?

実は私は銀河の購入時には、当初は北斗対座モデルも候補として考えていたのですが、室内高の狭さと家庭用エアコンが

付かない(当時はクールスター設定は無かった)ので見送りにしたのでした。しゃがんでしか車内を移動できないのは、

ちょっとストレスでした。やはり、一度銀河に乗ってしまうと、その広さと搭載能力に魅力を感じてしまいました。

大型犬もいることですしね。

以上、キャンピングカー選びの参考にして頂ければ幸いです。

今回はこの辺で。

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