車を売る時には

キャンピングカーの納車が迫ってきたので、現在のＭＹＣＡＲアウディＡ５の売却をしようと楽天の

「カンタン一括査定」に申し込みました。売りたい車の概要を入力して、完了ボタンを押すだけ。

最大10社の買取業者へ査定依頼ができるとのこと。さて、どうなるか？

スピード感あり

もともと楽天会員なので車のメーカー、車種、年式、走行距離、車検期限を入力して、申し込みを完了すると

間髪入れずに電話が鳴りました。

このスピード感は凄いと言わざるを得ないですね。

電話で買い取り業者さんと車の査定日時のアポイントをとります。

話を終えて電話を切ると、すかさず電話が鳴る。

なんだかんだで今回は７社から電話連絡があって、査定をしてもらうことになりました。

いっぺんに7社を呼んで、一堂に会してもらって査定してもらうことも考えましたが、それだとそれぞれの業者さん

との話ができず、営業さんの良し悪しが判断できないし、参加している業者さんがお互いに分かってしまうので、

談合されても嫌だなと1社ずつお呼びすることとしました。

各社の査定時の様子は？

7社の査定を終えて感じたことです。

①皆さん、当然ですが他社の査定額を知りたがる

②今、決めてくれたら15万円乗せられますというような決断を迫る営業トークもある

③「査定額は最後に出させて下さい」という業者さんが多い

私は「他社の金額は教えないし、全部の業者さんから査定額を聞くまで決めません」と宣言しましたし、

いつまでにメールで金額を提示して下さいと各社へお願いをしました。

尚、1社は楽天carオークションだったので、その場での買取金額の提示は無くて、車を査定してオークション相場

を提示するというパターンでした。これを元に最低買取希望金額を自分で決めて、ネットオークションに出品して

それ以上で落札された場合は自動的に売却が決まり、それに満たない額の場合はキャンセルするか売却するか選択

が可能というシステム。オークション参加は無料。落札された場合にのみ、22000円の費用が発生します。ただし

査定完了後にオークション参加をキャンセルした場合には1万円の支払いが発生するようなので、この点は注意が

必要です。

私は最低買取希望金額を他の買取業者さんの提示額以上に設定しておけば損することは無いと考え参加すること

にしました。

ただ、買取額の提示が全社からは出てきていない状況でのオークション開催となるため、最低買取希望金額は

高めに設定せざるを得ませんでした。低めに設定して落札されてしまうと、自動的に売却が決まってしまうので、

他社へ売ることが出来なくなってしまいます。

なので、最低買取希望金額を既に提示された査定金額より30万円ほど上に設定してみました。

オークションの様子は

さて、オークションの開催時間前に通知されたサイトを見てみると、画面上に8台の車が表示され、順番にオークション

にかけられていくのを見ることができます。オークションの開催時間は各車とも2分間。残り時間が10秒以内となった

時点で入札があると、さらに10秒間延長され、これが繰り返されるようです。

そして自分の車の開催時間になると、画面にMYCARが登場！隣のハイエースと共に入札開始！

写真の撮影時に丁度、入札があったので赤いマークが出ていて見にくいのですが、上段左端です！

01：55というのは残り時間です👇

残り時間がカウントされていくとともに、

入札価格はどんどん上がっていき、残り10秒以内で2回程入札があって延長され入札数は86。

最後は940100円で落札されずに終了となりました。

写真は終了直前の1秒前のもの👇

ちなみに入札数86の下の緑色のバロメーターは矢印に示された最低買取希望金額までの到達度を表すもので、到達に

近づくとだんだんと赤くなっていき、到達すると全体がレインボーカラーで点滅します。

入札業者さんに「もう少しで落札価格ですよ！」「最低買取希望金額に到達しました！さらに高値を付けませんか？」

と高値入札を促す演出がなされているんですね。

私の車はそこまでいかずに終了してしまいましたが、仕組みとしては良く出来てるなあと感心してしまいました。

各社の査定額は？

オークションも終了し、査定を依頼した各社からの見積りが出揃いました。

こんな感じです👇

「実質買取額」：今年度の自動車税納付が5月中にありますが、これを私が行わずに業者さんへ納付書類をお渡しして支払って

                             もらうことにしました。本来、私が負担すべき４月、5月の2か月分の約7000円も業者さんが負担してくれる

                             こととなるので、提示があった買取額に加算しています。楽天CARオークションは規定でその分は落札額から

                             引き落とされますので、落札時の手数料22000円と共に最高入札額の940100円から差し引いています

さて、表の通り、Ｔ社の買取額が最も高額で1077000円です。

実はＴ社は、現金買取をしてくれる業者さんで、この点でも安心してお取引ができます。

通常、買取の場合、売却代金は車の引き渡し後に振り込みで支払われるケースが多いのですが、買取業者の中には、

高額な買取金額を提示して売買契約を締結し、車の引き取りをした後で瑕疵が見つかったとして減額の要求をしてきて

トラブルとなるケースもあるようです。ネット上で検索するといくつかの事例が出てきます。

その場で車と引き換えに現金を受領できれば、こうしたトラブルの心配もしなくてすみますね。

売却先はＴ社に決定です！

最も高い価格で売る方法

さて、今回、８年近く乗ったアウディＡ５を約108万円で売ることが出来ましたので、私としては満足です。

ただ、売却のプロセスは改善の余地ありですね。

最もいい方法は、

①一括査定の買取業者さんから買取金額の提示を全て受ける

②その中で最も高い買取金額に落札時の手数料22000円を加えた額を最低買取希望金額に設定して

楽天CARオークションへ参加する

ではなかったかと思います。

こうすれば、オークションが盛り上がり（実際の査定額の上限に近いところでの攻防となるので、表示される

バロメーターも赤に近づいていき、入札が活発に。落札価格に達した後も、他社に勝ち、落札するためのもう一押し

で入札が活発になり落札価格がさらに押し上げられる）、結果として最高額での売却が実現できるのでは？

オークションの画面を見ていて、他の車で実際に落札された例では、前述したような流れが起こっているのを確認

することができました。

私の車では、最低買取希望金額の設定が高すぎて、バロメータが上がらず、入札が控えられたように感じました。

次回はこれを実践してみようと思います。（と言っても、車を売ることなんてそんなに無いし、いつなんだ！？）

今回は楽天の一括査定を利用しました

楽天以外にもオークション形式の買取サービスがありますね。比較して良さそうなところを選んでみてもいいですね。